これは Skeet v2 のドキュメントです。

全体アーキテクチャ

アーキテクチャ全体図

Skeet Architecture

Skeet は オープンソースの TypeScript 製サーバーレスアプリ開発フレームワークです。

プロジェクトに合わせて、必要な機能を選択して利用することができます。プロジェクトによっては WebAPI を組み合わせて使う Firebase Functions のみの利用で済むかもしれません。例えば Discord API を活用すれば、フロントエンド開発を省略して機能開発を行うこともできます。

必要に応じて後から Web フロントエンド、モバイルアプリや Web API サーバーを用意したり、データが貯まってくれば BigQuery を活用した高度な分析も可能です。また、ブロックチェーンのウォレット対応のテンプレートも用意しているので、すぐに Web3 アプリ・dApps の開発もスタートできます。

Skeet CLI がクラウドアーキテクチャの構築をフルサポートするため、開発者はアプリケーション開発に集中することができます。また、Skeet CLI には Scaffold やフロントエンドとバックエンドのファイル共有機能も充実しており、機能実装に必要な時間を大幅に短縮することができます。80 ヵ国語を超える翻訳ファイル生成サポート(アプリで使用する形で md ファイルや json ファイルを生成します)や、Prisma のスキーマファイル生成サポート、Firebase Functions のルーティング(http, pub/sub, scheduler 等)に合わせたコードファイル生成、コードの保守性を上げる TypeDoc の自動生成など、生成 AI によるサポートも充実しています。

ほとんどの機能はオートスケーリングするため、開発者は複雑な利用予想や負荷・リソースの管理をする必要がありません。また、Skeet CLI はアプリケーションのデプロイや管理までサポートするため、開発者はインフラストラクチャの構築や管理に時間を費やす必要がありません。従量課金制のため、開発者は必要なリソースのみを利用することができ、コストを抑えることができます。

GitHub Actions にもネイティブ対応しているので、CI/CD 環境が整った状態でプロジェクトをスタートすることができます。

セキュリティの強化として、ロードバランサーの設定や Cloud Armor を利用したアプリケーションの保護も簡単に行うことができます。

Skeet は、現在 GCP (Google Cloud) と Firebase のサーバーレスアーキテクチャを活用したアプリケーション開発をサポートしています。